セネガルの世界遺産!美しくて感動する絶景スポット7選

こんにちは、こうきです。

「セネガルって世界遺産あるのかな?」

「そもそもあまりセネガルについて詳しくはない」という方の方が多いのかなという風に思います。

ですが、実はセネガルには多くの世界遺産があり
観光をするにも非常に魅力的な国なんです!

というわけで今回はそんな魅力的なセネガルの
世界遺産についてまとめていきます!

では早速始めていきましょう!!


サルーム・デルタ

サルーム・デルタというのは
サムール川、ジョンボ川、バンジャラ川という三つの川と
その支流によって作られた面積が50万h(5000K㎡)ある三角州です。

この場所は西アフリカでも屈指の野鳥の繁殖地となっており
非常に多くの鳥を見ることができる魅力的な場所です。

また、ここでは218の貝塚も発見されており
原始人の過ごしていた環境を垣間見ることもできます。

2011年に世界遺産に登録されており、

このデルタ地域はマングローブの森や
200以上の島々、乾燥林、太平洋の海洋環境、汽水域の水路があります。

貝塚に関しては数百メートルも積み上げられたものもあり
非常に見どころとなっております。

人類が最初に生まれた土地がアフリカではないか
という風に言われてる中でこのデルタ地域は
貝塚が古墳の原型ではないかと言われていたり、

西アフリカの沿岸地域の中で
人類がどのように生活をし、定住するまでに至ったのか。

そういったプロセスを体感できる非常に貴重な土地です。


ジュッジ国立鳥類保護区

ここは自分的にはかなりオススメの場所です。

というのもここの見どころとして
ヨーロッパからモモイロペリカンやオオフラミンゴなど
300万羽もの渡り鳥が飛んでくる貴重な野鳥の繁殖地なんですね。

300万羽の鳥が飛んでいくところだったり
日本ではまぁ動物園とかじゃないと見えない鳥たちを
自然のままの姿で、そしてアフリカの広大な自然の中で
観察できるというのは非常に変えがたい経験になります。

それにこれだけ多くの鳥たちが
夕焼け空に飛んでいくところとかを見ると
細かい悩みとかどうでもよくなってくるし、

また、新しいことに挑戦してみよう
という風に新たに決意したくなったり私はしました。

このジュッジ国立鳥類保護区はセネガル川の三角州に広がる湿地にあります。

サンルイの北にある60kmもの鳥類保護区であり
外来種の水草が繁殖したことで生態系への悪影響を考慮し
危機遺産となっています。

このジュッジ国立鳥類保護区は観光客も入ることができ
11月から4月までならいくことができるのでぜひ足を運んでみてください。


ニオコロ・コバ国立公園

ニオコロ・コバ国立公園はニョコロ=コバ国立公園とも
呼ばれていて1981年に世界自然遺産に登録されました。

ここはいわゆるサバンナみたいな場所です。

ライオン、チンパンジー、アフリカスイギュウ、リオカン。

これらさまざまの野生動物が生息しており
哺乳類は80種、330種の鳥類、36種の爬虫類、20種の両生類、60種の魚類。

といったような非常に多くの動物が存在しております。
まさに動物の宝庫ですね。

植物でもバオバブを始めとする1500種類を超える
生き物が自生しています。

このニオコロ・コバ国立公園は、タンバクンダ地方に存在する
西アフリカ最大の国立公園です。

オススメの時期は12月から5月末です。

野生の動物を間近で見ることができるのは
そうそう体験できないことなのでぜひ一度は足を運んでみてください。

バッサーリ地方、バッサーリ族とフラ族、ベディク族の文化的景観

ここはいわゆるセネガルの民族の生活してるところや
その文化を見ることができる場所です。

フータ・ジャロン山系の丘陵地に住んでいる
バッサーリ人、ベディク人、フラ人らが伝統的な生活を営んでる地域です。

非常に自然豊かで棚田の景観は一見の価値ありです。

フラ人は半農半牧のイスラム民族であり
村の中心にはモスクがあります。

ベディク人の村には植物でできた屋根の家がなんでおり
非常に幻想的な景観になっております。

一般的な生活文化ではなく
それぞれが独自の生活文化、ルールのもと
生活してるところを体感できるというのは非常に貴重なので
よければご自身の目で見ると色々と感じることがあると思います。


サン-ルイ島

サンルイ島は太平洋に面したセネガル川の河口に浮かんでいる小さな島です。

サンルイはかつてフランス領の西アフリカの都市でした。

植民地時代に築かれた計画都市の建造物がそのまま残っている
非常に歴史的に価値がある場所です。

2000年に世界遺産に登録されており
植民地時代の西アフリカの様子を自分の目で、肌で、耳で
五感を使って体験できる非常に貴重な場所です。

また、このサンルイ島の街は非常に美しいので
景観的にも観光には非常にうってつけです。


セネガンビアのストーン・サークル群(セネガル側)

セネガルとガンビアにまたがって存在してるストーン・サークルです。

ガンビア川流域から1000箇所に渡って点在していますが
なんのために作られたのか、その目的や意味は未だに解明されていません。

また、作られた期間は紀元前3世紀から16世紀と非常に長い期間で作られたものとされてます。

このストーン・サークルは他には「ワナール」「ワッス」「ケルバチ」という四つの場所がユネスコの世界遺産に登録されてます。

目的や意図が全くわからない建造物。

なんか不思議な魅力を感じる場所です。
興味のある方は是非ご自身の目でご覧ください。


ゴレ島

日本では負の世界遺産とも呼ばれてるゴレ島。

というのもこのゴレ島は奴隷貿易の拠点として
かつては栄えていたからなんですね。

ゴレ島の中には今だに奴隷の家と呼ばれている
奴隷収容施設があり、セネガル最古のイスラム教のモスクや
フランス統治時代に設置された砲台などが残っております。

1444年にポルトガル人が島に来て以来、オランダ、イギリス、フランスが淡々とこの島を占領していました。

ポルトガル人は蜜蠟のためにこの島を利用してましたが
その後アフリカ内陸部の奴隷、アラビアゴム、などの交易拠点としての重要性が増してきたこともあって、

オランダ、イギリス、フランスが商業圏の奪い合いをしていました。

そして最終的にはセネガルを統治下に置いた
フランスがこの島の統治権も手に入れました。

当時の奴隷たちがどのような生活をしていたのか
そしてどれほどひどい扱いを受けてきたのか
それらを実際に体感することができる場所です。

また、当時の奴隷を繋いでいた鎖なども実際においてあるので
色々と考えさせられる土地でもあります。

島にはゴレ島セネガル歴史博物館、セネガル女性博物館、IFAN海洋博物館
という三つの博物館があり、1978年に世界文化遺産に登録されました。

1978年に登録された最初の世界遺産12件のうちの一つでもあり
ここは是非とも見ていただきたい場所です。

非常に恵まれた生活をしてる私たちにとって
生きるとはなんなのか、考えるきっかけをくれる場所となってます。


まとめ

というわけでいかがでしたでしょうか?

名前もあまり聞いたことがないという
世界遺産も多かったのではないでしょうか?

豊かな自然に、野生動物、そして歴史や文化など
非常に多くの体験をできる世界遺産がセネガルには多くあります。

皆さんもそんな魅力溢れるセネガルに一度訪れてみてはいかがでしょうか?