アフリカ・ルネサンス像は自由の女神よりもデカい!世界一大きい銅像

こんにちは、こうきです。

セネガルのダカールにある『アフリカ・ルネサンス像』ですが僕はこの銅像をみたとき、「でっか!ヤバすぎるだろ!!」ってなりました。

聞けば、ルネサンス像は自由の女神よりも大きくてさらに北朝鮮によって作られたと言われています。

「セネガルって貧困な国じゃなかったの?なんで北朝鮮はここに銅像を建てようなんてことになったの?」と色々と謎なことが多いです。

人気観光スポットとしてアフリカ・ルネサンス像はどうなのか、と歴史的背景についてセネガルに滞在していた僕が語っていこうと思います。

セネガルのルネサンス像に驚愕!巨大な銅像

アフリカ西部の位置するセネガル。

空港から市街へと向かう車で向かっていく途中、窓の外に見上げるほど大きい巨大な銅像が現れました。

これがアフリカ・ルネサンスの像と呼ばれる銅像です。なんと高さは約50メートル、銅像のなかで世界一の高さを誇ります。

男女と子供の3人が腕を伸ばして立ち、大西洋に視線を伸ばしています。これは”数世紀にも及ぶ無知、忍耐、人種差別から自らを解放したアフリカを象徴する意味を持つ”そうです。

ちなみにこの銅像、登ることもできます。男性のおデコの部分が展望台となっています。建設されたのが2006年、完成されたのが2010年の春とのこと。

意外と最近に作られたモニュメント銅像なんですね。

アフリカ・ルネサンス像は観光スポットとしても人気

僕が初めてここに来た時は、たくさんの白人(とくにフランス人)で賑わっていました。地上から100段は優に超える階段をダッシュで駆け上る子供がいたりして微笑ましかったです。

またセネガル人の観光地にもなっていて、スマホで写真を撮ったり子供たちの遠足場所になっていたりします。

また周辺で月に1回イベントが開かれていて、たくさんの屋台などが出店しています。なかなか見てて面白いですね。

アフリカ・ルネサンス像が作られた歴史的背景

この銅像を建てるのに約19億円かかったみたいです。そんなお金どこから出てるんだろうか?と思ったらセネガルの国有地を北朝鮮に売却する流れで行われました。

さらにアフリカ・ルネサンス像からの観光収益の35%が支払われ続ける契約となっていて一見、北朝鮮が儲かっているイメージですが、銅像から得られる収益が少なくて北朝鮮も困っているみたいです。笑

建設途中のときは、銅像設立に反対する人も多くゴミだまりがあったりと荒れていたみたいです。(※今はゴミだまりはもうなくて綺麗な観光地となっていました)

こういった歴史的背景もあってアフリカ・ルネサンス像は作られたんですね。

まとめ

いろんな事情を知っておくだけでも感慨深いし、前提知識がない状態でアフリカ・ルネサンス像を見るだけでも圧倒されます。

集合写真を撮るときに銅像を全て入れようとすると、自分らがめっちゃ小さく映ってしまうというくらい銅像がデカいです。

ぜひセネガルに訪れた際は観光してみてください。なかなか楽しい場所でした。