セネガルの世界遺産『ゴレ島』奴隷貿易だけじゃない魅力的な観光地

こんにちは、こうきです。

セネガルの世界遺産、ゴレ島。首都ダカール周辺に位置する島で『奴隷貿易の拠点』として有名な観光スポットであります。

「ゴレ島には奴隷の家のほかに何があるのか、 ゴレ島に行くにはどうすればいいのか」などをセネガルに滞在していた僕がご紹介します。

ダカールからゴレ島の行き方

ダカールからゴレ島に行くのには、フェリーを使うほかありません。

フェリー乗り場まではタクシーを使うのがオススメです。ダカール内なら高くても1000円もかかりません。

ちなみに僕が運営している宿、マメルという地区からは500円ほどで辿り着きます。フェリー乗り場についたら入り口でパスポートの提示を求められます。

フェリーの往復チケットは以下の通りです。

●セネガル在住:1500CFA(約300円)

●日本在住:5200CFA(約1040円)

チケットを購入したらなかの待合室みたいなとこで待ちます。

アフリカなので14時の出発でも1時間遅れで15時に出発ということもあります。

乗っている時間は20分程度なので、意外と短時間で着くことができます。船の時間は、平日は1時間に1本。土日は混んでいるため多く発着しているみたいです。

世界遺産ゴレ島の奴隷の家やアートなど

ゴレ島は入場するときに500セーファ(約100円)かかります。島自体はそんなに多くないので1日で制覇することも可能です。

町をぶらぶらしていると、「ほんとに奴隷の拠点だったの?」と思えるくらい花の彩りがきれいでした。そんな和やかな景色を眺めながら歩いていると、鉄板の奴隷の家に着きます。

ここが奴隷の家になります。かつて奴隷たちが監修されていた場所ですね。 彼らはここで値付けをされていたそうです。

手錠も飾られてたりしました。

奴隷の家をまっすぐ歩くと奥にある門があります。ここから奴隷たちは貿易船に乗り込みました。 これに乗ってしまうと、もう帰れなくなります。『帰らざる扉』ですね。

なんとなく迫力がありました。

昔は絶望しかなかったこの島は、今はすっかりリゾート地として成功していました。黒人たちを苦しめた小島が、ダカール有数の観光スポットになっているのは、なんだか不思議な気分ですね。

ゴレ島のアートや大砲

ゴレ島にはたくさんのアーティストがいます。 アーティスト達がゴレ島のいたるところで作品を展示しています。

カラフルな油絵。

いろいろな種類の砂を使った砂絵など、ゴレ島でしか手に入らないものがたくさんあり見ているだけで楽しむことができます。

島内には砂絵工房もあり、そこでは実際に砂絵を描いている様子を見る事ができるだけでなく、砂絵制作の体験も可能です。

さらに近くにはでかい大砲もあったりします。

まとめ

ゴレ島を1日中回るだけでも満喫することができます。費用はあとは交通手段や食事、お土産購入の有無などによります。

ざっくりですが、交通費+船代+入島料500F+各種施設入場料+昼食代(+お土産代)で、最安1.2万F程度から行く事が可能だと考えておけば良いでしょう。

昼食はこんな感じのものが出てきたりします。以上、ざっとゴレ島について実体験とともにまとめてみました。

少しでも参考になりましたら嬉しいです。